ミニ四駆に兵器のような暴力性を追求する大神博士によって作られた3台のマシン、ビークスパイダー、ブロッケンG、レイスティンガー それぞれのマシンはその特性を生かすレーサーの手へと渡る、マシンを渡されたレーサー沖田カイ・近藤ゲン・土方レイの三人は大神軍団を名乗り、マシンの破壊を目的とする行為によってミニ四駆界に悪夢的な衝撃が蹂躙する 「お前らなんかに絶対負けねぇからな!」 「そうだ、負けられない…ミニ四駆は兵器なんかじゃない!」 星馬兄弟と仲間達は激闘の末、大神軍団に勝利しミニ四駆界に再び変わらない日常が訪れる ~さぁ日本代表TRFビクトリーズの入場だ!~ 時は流れ、WGP開幕戦が行われようしていた モニターを見つめる1人の少年、かつて大神軍団の1人、土方レイである 「ふーん、随分とご活躍ですね、たしかにあなた方とのレースは胸が踊るものがありましたよしかし…結果は散々でしたがねぇ」 モニターに写る星馬兄弟に土方の鋭い眼光が光る、獲物を捉える毒蛇のように 「今度はあなた方のルールに従ってあげますよ、それでも多少荒っぽくはなるでしょうが…お覚悟はよろしいですか?TRFビクトリーズ」 土方は手に持つマシンを静かに見つめる 「レイスティンガーM、お前の実力を世界に知らしめてやりましょうフッフッフッ…ハッハッハ!」 ウ「はい、カット!良かったよみんな、1発録りでここまでやれるってなかなかの演技力だミニ四駆やめて声優にでもなるか?」 ファイ「へへへっ言い過ぎだぜ」 スパ「…お覚悟はよろしいですか?…」 ファイ「あぁ、しばらく抜けないぜこりゃ」 サンショ「わたしの烈くんと豪くんどうだった?」 ウ「声の使い分け出来てるし、才能あるんじゃないか?」 サンショ「やったー!」 ユ「やってくれたなぁ、マシン作った本人より細かい設定つけてもぅ…」 (まぁ土方役の木藤聡子さんにも思いが届く気がするよ…) ウ「ん?なんか言ったか?」 ユ「何にも、ちょっと早いけどおやつの準備でもするか他の子達もそろそろ来る頃かな?」 ~土方レイ役、木藤聡子さんへ 作品は永遠です ファンやレーサーの間で生き続け、マシンを見るたびあの日の思い出が甦るのです。本当にありがとうございました。~
2021/02/16 21:58:15