自分なりのデカールのカット方法を紹介します。 作例は痛車ですが、別に痛くないデカールでも同様の方法で応用できるかと思います。 まずは本体に貼るデカールを用意します。(1枚目写真) 本番用デカールとは別に、本番用デカールと同じ大きさの画像を普通のコピー用紙に印刷しておきます。(2枚目写真) これは、デカールを切る時の型紙を作るためです。デカール用紙と違い、コピー紙なら複数枚印刷しても型紙作りに失敗しても大した痛手にはなりません。 寸法さえ合っていればいいので、型紙の印刷画質は落としても構いません。むしろ綺麗に印刷してしまうとインクがもったいない…。 自作ではなく市販品のデカールを使う場合には、デカールをコピー機で等倍コピーすれば型紙にすることができます。 コピー紙に印刷したものをボディの貼付け箇所に当て、はさみやナイフで切り取って型紙を作ります(3枚目写真) コピー用紙なら失敗しても気にならないので、納得いく程度に型紙を作ることが大事です。 多少ゲジゲジしていたりしても、デカールがちゃんと切れればそれでいいので、あまり気にしないでおくことにします。 型紙をデカールの上に重ね、両方をぴったりと位置決めをし、マスキングテープで2点以上を固定します。(4枚目写真) 型紙に沿ってデカールを切り取り、型紙を取り外せば、デカールの完成です。(5枚目写真) デカール全周を切り取りたい場合は、いったん2面ほどデカールをカットしておき、テープの固定位置を移動すれば大丈夫です。 これがベストか？というとわかりませんが、難易度もそれほど高くなく手軽にデカール外形をとることができるので、いつも私はこの方法でデカールをカットしています。 (実はスノーボードの痛板製作からヒントを得た作り方だったりする) 少しでも皆様の参考になれば幸いです。 お付き合いいただきましてありがとうございました。
2016/03/03 06:46:18
