つづき。

わたくし ) さて、とりあえず形にしてみたホークさんを詰めているけれど。 妖精さん ) 何がご不満ですの? わ ) なんかワイド感がまったくない。もう一個買ってきてワイドボディーにしてみるかな。 よ ) 絶対に休みに間に合わなくて本末転倒ですわよ、おやめになられた方がよろしいかと。 わ ) そこだよね。一旦、このまま組んでみようか。 よ ) いわゆるレッキなのでしたら、そちらがよろしいかと。 わ ) まぁ、たまには言うこと聞いとくよ。 よ ) 素直ですわね。 わ ) たまにはね。それに。 よ ) それに? わ ) 昨日から、何故かコンクリートに包丁を撫でながら不思議な首の角度でゆっくり迫ってくる和装の女性に、暗い街角で追われる夢を見て何度も飛び起きているから寝不足気味でね。 よ ) あら? わ ) そんなわけで、今日は早めに寝るよ。おやすみ。 よ ) はい、それではおやすみなさいませ。 〜緞帳が降りてきて、再び開けば舞台変更〜 (居間でコーヒーを飲みながら、不思議そうな顔をしているベネトン妖精さんにライトが当たっている。) 妖精さん ) はて、先ほどのお話は、とうとう夢の世界まで追いついたダイナホークさんとお見受けいたしますが、まぁよろしいでしょう。明日もこの繰り返しになることでしょうし。 …どこかから、おぞましい悲鳴とコンクリートに何かをこすりながらゆっくり進む足音が聞こえた気がするけど、気のせいだと思った妖精さんはそんなことよりも今日のお風呂に使う温泉の素を探している。

2026/04/07 21:20:47

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