初心者向けシリーズ第4回目 大した道具を使わず、初心者の方にも出来ることを紹介してます。 前回はシャーシをお湯に浸けて矯正する事をご紹介しましたので、今回は「ギア慣らし」について紹介していきますよ。 説明書通りに組み立ても十分楽しめるミニ四駆。 おや?お隣は同じキットを同じノーマルモーターなのに、何故かうちのマシンより速い!? それは向こうのマシンは「ギア慣らし」をしてるから!m9( ゚Д゚)ドーン キット等の未使用のギアは成形時の"バリ"が付いていたり"角"がたってます。 これがシャーシの壁に当たり僅ながら抵抗となってパワーロスを産み出します。 同時に角がたっているギアは、ギア同士の滑らかな駆動に抵抗を産むので、コレもどうにかしたいです。 そこで一手間「ギア慣らし」を行ってギアの抵抗を減らしましょう! ◎慣らしのやり方 ※超重要事項「グリスは(一部除き)塗らない事!」 重要事項を踏まえた上で説明書通りシャーシを組み立て頂きます。 一部除きとはカウンターギア、プロペラシャフト等の"軸受け"にグリスは塗布して欲しいからです。 またこの時、ゴムタイヤは外しておいて下さい。 説明書では各ギアにグリスの塗布の指示がありますが、敢えて塗らずに組み上げ電池を入れてスイッチON! 走らせないので、ゴムタイヤの上にシャーシを載せてそのまま20~30分放置します。(人によって時間は違います。私はこの時間位です) これが「ギア慣らし」。 グリスを敢えて塗らない事で抵抗を大きくし、ギアに付いた"無駄な角"を意図的に削り落とすやり方です。 ちなみに軸受けは精度が命なので、削り防止にグリスを塗布して頂きました。 時間が経ちましたら一度シャーシを分解しましょう。するとギアやギア回りが削りカスで汚れてるので、シャーシとギアを綺麗に洗って乾かします。 もし、ギアに削りカスが付いてましたらカッターの刃先で除去すれば完了です。 今度はグリスを、しっかり各ギアに塗布して上げれば素組したマシンよりパワーロスの少ないマシンの完成です! 「慣らし」は他にも「シャーシ」「モーター」「電池」等様々にありますが、そのやり方は十人十色です。この中から自分に合った方法を見つけるか、産み出すかして皆さん速くなってます。 この先は貴方のセンス次第!では(*´∇`)ノ
2018/02/20 11:17:16