ノーシステム22mm径S2、電池抜き54g(電池込み90g) ノーシステムをさらなる高みを目指すために、 軽さをよりいかしてより跳ねずに入る形(フェザー構想)を検討していたが、 90gは理想の実現には重すぎるという現実にぶちあたる。 そこで90gの重量配分に着目した。 着地で重力方向の衝撃を受けた際、具体的にどの部位でどの重量を受けるのかを考えた時に 一時的にはタイヤホイールに全車重がのっかるものの、次の瞬間シャフトの軸受け接触部にバネ上重量がピンポイントでのっかり、 これが着地における最大衝撃となり、そこから他部位の歪みへ派生する。 そうであれば衝撃緩和のために軽くすべきはバネ上重量であって、バネ下(シャフト・ホイール・タイヤ)は歪まない強度の確保が重視される。 バネ上重量を最低限まで削った上で90gの残りの重量をバネ下の強度にあてるべき結論に至る。 結果として、 ローラーはショートスタビローラー付属のローラーを加工した13.4mm(規定幅ギリ)で1個0.29gの新型の軽量13AP、 スタビはカーボンランナーを利用した新型スタビで1個0.42g とバネ上をより軽量化した上で 大径ホイールの22mmで4輪合わせて3.3gの超軽量タイヤをやめて 中径ホイールの22mm(4輪で5.1g)という普通の22mmに変えてバネ下に重きを置いた。 電池込み90gの先へ足を踏み入れた第一号。
2018/10/02 00:34:52
なるほど。 やっぱりバネ下の重量&強度とバネ上の重量とのバランスが大事ですね。
終着点としてアルミホイール4輪での90gも視野にありましたが、バネ上と比較したバネ下の軽さによる加速力・燃費への貢献度も捨てがたいのでバランスを考えて最終的にはカーボンホイールに着地しそうです。
アルミホイール跳ねにくいというそれは私も思いましたが、あれはバネ上が軽いというよりバネ下重くでの重量バランスなんですかね。ジャイロ効果もある気がします 。
流石の仕上がりですね。 バネ下の理論ですが、 良く「アルミのホイールに変えたら跳ねなくなった」と聞くアレと同じように感じます。
丁寧に説明してくださってありがとうございます。
90gだけど90gの衝撃を受けないにはどうすればよいかと考えた結果の一つです。今も検討中。
したがって、バネ下の強度が十分にある場合、バネ上重量が軽いことが跳ね上がりのもとになる衝撃の緩和につながり、一方でバネ下重量が重くても影響は少ないと考えます。
説明すると長くなりますが、バネ下の強度が十分ありそこでの歪みが少ないと、跳ねに影響を及ぼす大きな歪みはバネ上で起こります。その発生源は軸受け部での衝撃でありこの衝撃の質量はバネ上重量です。
好きに真似て下さい。 バネ下重量は実車の概念ですがミニ四駆でいうとシャフト・ホイール・タイヤの重量を差します。それに対してバネ上はそれ以外の重量になります。
あと質問があります。今回バネ上下の重量についてですが、着地のインパクト時の挙動をコントロールするためには前後の重量配分が重要という認識であってますか?
いつも参考にさせていただいてます。軽量13APとカーボンランナースタビ真似させていただきます。
ただ軽いだけでなく重量配分にまで!しかもバネ下かバネ上かの配分!90gをコントロールする世界を覗いてみたいものです♪