NY、ステーションチャレンジと本番だとCO癖が抜けないセントドラゴンですが、再調整を重ねてひたすら「コースに入るしそこそこ速い」をちゃんと本番でも再現性をあげられるように見た目ではわかりにくいですが大改修を施しています。 最大の変更点はフレキの柔軟性です。今までは緩め気味の銀バネをフレキにもATにも使ってましたがこれをさらに柔らかくするために、すべて黒バネに変更。逆転フレキの長所はいくら柔らかくしても走行や駆動系に悪影響がほとんど無いところなのでその利点を最大限に生かしたセッティングを出す事だけに特化してコース復帰率を高める「捻れ」を重視。ローラーの設置位置も再検討し、引っかかり防止ガードを付けなくても良い一番低い設置を意識。フロントのローラーも19mmに変更し、速度よりも安定性を重視。 ホイールワイドドレッドに後輪用を4つ使い、リアはローフリクション。フロントはスーパーハードで、無加工。 リアのサスペンシブトリニティシステムは、制振効果を高める為にマスダンパーを搭載し、バネが柔らかくなった為に浮き上がった時には前に倒れるので空中での姿勢制御にも一役買っている。これも結果が出始めたら色々ノウハウを公開したいですね。 モーターは基本的にはHDを使用。マッハでも入るんですけど、ジャンプの距離感でセッティングは色々変わるかなと。 一応、メインマシンの地位をファイヤードラゴンと争うかませ犬マシンとして生まれたのだけど、今や立派にメインマシンになり、逆転フレキとサスペンシブトリニティシステムのワンオフ研究機としても活躍中。そのうち、ワンウェイもついちゃうのかなぁと思ったり…
2019/03/03 14:22:16