「アイエエエ！ニンジャ！？ニンジャナンデ！？！？」 モータルの悲鳴が遥か彼方より聞こえてくる。 そんなマッポーのネオサイタマサーキットを駆け抜けるのは紅の女ニンジャ！ 実際早い！ツヨイ！古事記にもそう書かれている。 そんな女ニンジャの前に立ち塞がるのはあのザイバツシャドーギルドのニンジャ！ 「ドーモ、レーサーニンジャです」 「アイサツしない奴はニュービー、又はホームレス」かの伝説的剣豪ミヤモトマサシの格言にもあるように、アイサツは重要なのだ。 アイサツを返さないとムラハチにされてしまう。 「ドーモ、レーサーニンジャ=サン。ヤモト=コキです」 女ニンジャはそう名乗り、ヴーンヴーンとモーター音を唸らせる！ その身体には「オハギ搭載」「ほとんど違法車両」「平坦」など恐るべき文言がミンチョ体でショドーされている。コワイ！ 「イヤーッ！」 ゴウランガ！なんというスピードであろうか！ 読者の中にニンジャ動体視力をお持ちの方が居られればお分かりいただけたであろう。 アイサツが終わると同時にけしかけるヤモトのアンブッシュ！ 身体を切り刻まれた事に遅れて気がつくレーサーニンジャ！ 「アバーッ！！！」 ヤモトの放つオリガミ=メールはレーサーニンジャの首を遥か上空に吹き飛ばす！ 「サ...サヨナラ！！！」 レーサーニンジャはスリケンを放つ事なく事切れる。彼が今までに築き上げてきた死体の山々に捧げるセンコの如く美しく爆発四散！ サツバツ！
2016/01/08 21:20:35
高山アラジン 1/11 18:80
