リヤアンカー改修3

・で、アンカーは? 「なかなか手厳しいなぁ。まだもう1回ぐらい必要だわ。」 ・余計なお話が多いからよねぇ。職場でよく居る半分は余計な話をするタイプでしょ? 「まぁ、そうだね。元よりミニ四駆とは関係ありそうで無さそうな話をしてるから。境界線から外を志向すればそりゃそうなるよ。」 ・アンカーぐらいはすぐできると思ったんだけどね。 「それにしてもアンカーって凄いよね。生命体のリバースエンジニアリングっていうか、球面座金と軟骨組織っていういかにもなバイオメカが一揃いある。C-ATじゃなくてアンカーでまだまだ推せると思ってるのもそれもあるし。」 ・今回はグラ付きを極力無しにしようっていうチューニングよね?先代のはもうガタガタになってたって。 「2枚目の写真、分かりにくいかな?要は軟骨がすり減って脱臼しやすい状態になってた。わざと削ってスライドさせるチューンもあるけどね。」 ・普通はチューブスタビで動きを制限するけど最初はどうしても1点に力がかかるものね。 「その上3枚目の写真の通り、座金側の方を球状に仕上げたつもりでも歪になってるし、そりゃダメになるわな。裏から光を透かしてみたらスキマが覗くでしょ?」 ・あらー、ホント。でもキチンと球状に仕上げる方法なんてあるの? 「擦り合わせすれば良かろう。キノコの方を擦り減らす訳にはいかないから治具が必要だが、釣りで使うナス型オモリ(3号)を使った。それにコンパウンドを塗って押し当てて、ひたすらグリグリする。」 ・治具は形が似てれば何でも良いのね。しかし毎度よくやるわねー。たかだか玩具相手に。 「まぁ、それが楽しいんだと思うよ。手を入れれば入れるほど本物の機械に近づく。てか、お前さんはもう本物すら超えたっていう設定でしょ?そんな事言うなよ。」 ・あちゃー、ごめんなさい。でも本当に思うのよ。皆さん本当に際限なく手間暇かけてるもの。 「手間かけられる所はいくらでもあるからね。ホント参っちゃう。逆に最初から完璧だったらここまでやらなかったりしてな。」 ・...。いつまでグリグリする気なの? 「うーん。気が済むまで。スキマ無くなったかチェックしながら、だいたい小一時間ぐらいは。」 ・...。よく飽きないわね。 (グリグリグリグリグリグリグリグリ...。) ・こりゃまた次回だわ。バイバーイ。

2021/03/11 00:23:31

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