闘い、誰の、何のための。

・...。もう雲隠れは辞めるの? 「そうだなぁ。ようやくコロナが落ち着いて10月から解禁ムードだし、そもそも第4波を乗り切るための時間稼ぎのつもりだったのが、あっという間に第5波に巻き込まれてサンザンだったのは皆同じだろうさ。」 ・どうかしら?これで良かったの?文字通り自宅のシェルターに引き篭もったまま、これが98通目。それでお望みの自由は手に入ったのかしら? 「未だに分からないな。ただずっと気掛かりだった事があってね。」 ・何かしら? 「昔(13年前)私達が当時のSNSで戦っていた闘争は言わば『図書館戦争』だったのを思い出すよ。」 ・ペンは剣よりも強しね。 「ちょっとだけ違うよ。アフィリエイトシステムが稼働して、自分の代わりに"推し"の書籍が代理で戦う。自分は引用だけでね。そう、ちょうどFateみたいな感じで、縁はあるが、かなり遠い存在の英雄との絆で戦うみたいなのがむしろ普通だった。」 ・あー。だからFateに強い思い入れがあったのか。それもあってFateはヒットしたのもあるかもね。 「1年で100冊読む事が偉いみたいな極端な例も生まれるのもこの頃だな。実際本当に読んでいるのか非常に疑わしいが、3日に1冊のペースで有名人になれた時代だ。だがこの構図も次第に崩れる。」 ・まとめサイトの方が効率的なのが広まっちゃうのよね。 「そう。その後の変容(Twitter〜YouTubeなど)は端折るけど、これではペンというより、ハサミとノリでパッチワークするだけだろ?」 ・それでは自由を手に入れるための戦いにはならない。と? 「例えばコロナ関連で様々な抗議があったものの、どれも物足りない。牙がまるで無いと感じたのがTwitterを早々と辞めた理由だな。」 ・随分と歳をとったのかしら?アナタも。 「そうかもな。だとしたらコレはごくつまらないプロレタリア文学だが、それでもペンを走らせずにはいられなかっただけだろう。内容どうこうではなく、ペンを取る事が重要で。他人の真似事はやっぱり上手くいかないが、それはミニ四駆からサンザン教えられてきた事だ。」 ・アンチフレキなオジさまの愚痴とあまり変わらないわよ( ̄∇ ̄) 「(苦笑)まぁ、研ぎ澄まされた牙なら何だって構わないよ。何もかもに飽きてしまう前にね。」

2021/10/01 23:19:30

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