AIミニ四駆というか、マイコンボードを搭載したミニ四駆の歴史は意外と古く、そしてやはりミニ四駆マンガに触発されたものではあっただろう。 が、初期のものはマイコンボード自体が大きく、何とか載せられるのがやっとという状態で、走行用として走らせるのは困難が付き纏っていたようだった。 近年ではミニ四駆はSNSの恩恵を得て目覚ましい発展を遂げているが、これは電子工作用マイコンボードにも言える事なのだ! AIとIoT需要を受けて、マイコンボードは高速化され、多機能化され、しかも小型化され、それでもなお安価になる一方なのである。 そんな中で、マイコンボード事情もまた、「各々が存分にウデを奮った技術はなんら惜しげもなく無料で公開されている」ため、「3ヶ月から半年はかかるだろうか。」と思われた当マシンも僅か1ヶ月でできてしまう。 特にBBC micro:bit、元々はSTEAM教育のために開発されたマイコンボードを搭載しており、難しい初期設定などは無く、電源を入れれば即使用可能。 ビジュアルコーディングを使ってプログラミング言語を知らなくてもプログラムを書ける点で超初心者向けだが、実力は工夫次第だ。 micro:bit v2からデータログが可能になり、走行データの閲覧、分析が簡単にできるようになっている他、加速度センサーやBluetooth通信は標準装備なので付け足す必要がない。ただし画像・音声の解析や保存は単独ではできない。といったようなスペックなのだが、こうして走る分には今の所十分に思える。 とまぁ、ここで「天からの恵みに感謝する」と言えば良いか、「技師たちの一般意志の名の下に敬礼する」と言えば良いのかはよく分からない。 が、「できちゃったものはしょうがない。」だろ? dev.1)タイヤ見直し。結局はモーター内の磁石では全然磁力が足りないため、ハイキューパーツ製の4.0mm×2.0mm角のネオジム磁石を使用。フィギュアの関節とかに使う奴ですね。 制御電源はボタン電池CR2032から3.7V350mAhのリチウムポリマーバッテリーに変更。 リレーモジュールはマグネットリレーからFETに変更。 走行動画 https://youtube.com/watch?v=Wv4GXJustjg&feature=shared
2023/11/04 13:15:48